新型コロナ患者 ８週連続で増加 インフルは２週連続の増加
01月25日 16時56分
県内の８０の医療機関から今月２１日までの１週間に報告されたインフルエンザと新型コロナの患者はいずれも増えました。
新型コロナは８週連続の増加で、県は感染防止対策をとるよう呼びかけています。
熊本県によりますと、今月２１日までの１週間に県内８０の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は１６６９人で、前の週の１.２２倍となりました。
２週連続の増加です。
１医療機関あたりの平均は２０.８６人で、国が定める警報の基準「１医療機関あたり３０」は下回っているものの高い水準です。
一方、新型コロナの患者は今月２１日までの１週間で１２８６人でした。
前の週の１.２５倍で、８週連続で増加していて、県は感染防止対策を呼びかけています。
また、主に子どもが感染し、発熱などの症状が出る「溶連菌感染症」の一種、Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が去年９月以降、過去最多のレベルで推移しているということです。
２１日までの１週間には１８６人で、２週連続で増加しています。
県によりますと、飛まつや接触などによって感染するということで、手洗いやうがい、マスクの着用、患者との濃厚な接触は避けるなどの対策をとるよう呼びかけています。
