色鮮やかなひな飾り、華やかに 熊本・八代市中心街と日奈久温泉街 3月3日まで展示
熊本日日新聞 | 2024年2月10日 11:54
本町アーケードの八福商店に展示されているひな人形に見入る家族連れ＝10日、八代市
熊本県八代市の中心商店街と日奈久温泉街で、ひな祭りイベント「城下町『やつしろ』のお雛［ひな］祭り」と「ひなぐ雛祭り」が10日、それぞれ始まった。アーケードや旅館などに色鮮やかなひな人形が飾られ、訪れた人を楽しませている。いずれも3月3日まで。
本町アーケードや通町、松浜軒では、多数のひな飾りを展示。八福商店は、7段のひな人形飾りや約千体の千代紙人形、八代妙見祭神幸行列の亀蛇［きだ］や笠鉾［かさぼこ］のミニチュアを並べた。親子で訪れた女児（4）は「小さいお人形さんがきれいで、とても気に入った」と笑顔。母親（28）は「家にひな人形がないので、子どもがひな飾りに触れ合う機会になって良かった」と話した。
日奈久温泉街では、旅館や日奈久ゆめ倉庫などにひな飾りやひな人形を飾っている。温泉街に設置している20体のくまモン像が華やかな着物をまとう。
期間中、中心商店街ではつまみ細工作りや生け花などの教室も開催。市内12の飲食店で、ひな祭りにちなんだ特別メニューも提供する。（上島諒）
