masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

北海道で猛吹雪

急速に発達している低気圧の影響で、北海道ではところによって猛吹雪となっているほか、北日本と東日本の広い範囲では風の強い状態が続いています。
北海道は雪や雨を伴って風が非常に強まっていて、オホーツク海側の斜里町ウトロで1日午後9時10分ごろに35.3メートル、えりも岬で1日午後5時半ごろに33メートル、宗谷岬で1日午後8時40分すぎに30.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。

気象台は、北海道の桧山南部と奥尻島では数年に一度の猛吹雪になるおそれがあるとして、暴風雪に関する気象情報を発表しました。
今回の低気圧は平成25年3月に北海道で9人が死亡した暴風雪と同じ規模に発達する可能性があり、人命に関わる暴風雪や大雪になるおそれがあります。
北海道のオホーツク海側の斜里町ウトロ地区は、地区の外へ通じる唯一の道路、国道334号線が吹雪で午後7時から通行止めになっているため、孤立した状態になっています。
ウトロ地区の人口は1100人余りで、地区にあるホテルなどの宿泊施設には多くの観光客が宿泊しています。

吹雪のため、北海道占冠村の道道や周辺の国道の合わせて2か所でおよそ320台の車が立往生しているということです。
警察や消防が現場で詳しい状況の確認を進めていますが、今のところ、けがをした人や体調不良を訴える人はいないということです。
1日夕方以降、北海道占冠村の道道、夕張新得線と、富良野市南富良野町の間の国道38号線の樹海峠で、吹雪の中、車が動けなくなったという通報が相次いで警察に寄せられました。


警察によりますと、1日午後11時半現在、夕張新得線でおよそ240台、樹海峠でおよそ80台の合わせておよそ320台が立往生しているということです。
この立往生を受けて南富良野町は1日夜、町内にある保健福祉センター「みなくる」にドライバーのための臨時の避難所を開設しました。
占冠村もトマムコミュニティセンターで避難するドライバーを受け入れています。