masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

夏祭り写真コンテスト入賞取り消しの写真 遺族が公開

この問題は、黒石市が都合の悪いことはフタをし、隠そうとした意図を感じます。
これでは亡くなられたりまさんが、あまりにも可哀想過ぎです。
存在したあかしまで消そうとする黒石市の汚さ。
10月18日 17時12分
青森県黒石市の夏祭りをテーマにした写真コンテストで入賞が決まった作品に写っていた女性がいじめを苦に自殺したと見られる女子中学生だったとして、主催者側が賞を取り消した問題で18日、遺族が「いじめをなくすきっかけにしてほしい」とこの写真を公開しました。

ことし8月に青森県黒石市で行われた夏祭りの実行委員会が企画した写真コンテストで、舞台で踊る女性を写した作品が最高の「黒石市長賞」に決まりましたが、その後、いじめを苦に自殺したとみられている青森市の中学2年の女子生徒と分かり、主催者側が「コンテストの趣旨にそぐわない」などの理由で賞を取り消しました。
女子生徒は、青森市の葛西りまさん(13)で18日、遺族が写真を公開しました。
父親の剛さん(38)によりますと、写真が撮影されたのは亡くなる10日前で、赤い傘を持ち着物姿で満面の笑顔の葛西さんが写っていて、撮影者の了解を取ったうえで公開したということです。
剛さんはNHKの取材に対し「娘の四十九日に賞をとったという連絡があり、元気な姿が写っていて喜んでいました。
賞が取り消され残念ですが、一生懸命頑張って生きている娘の姿を見て、いじめをなくすきっかけにしてほしい」と話しています。
一方、主催者で黒石市の高樋憲市長は「事実関係や見解を整理したうえで、あす記者会見を開いて説明をする」と述べました。

主催者の対応を疑問する声
この問題をめぐっては遺族が写真を公開し、ネット上では
「運営関係者の事なかれ主義の思想に失望する」、
「遺族も受賞を快諾していたらしいから、予定どおり賞をあげてほしかった」、
「生きた証だからこそ受賞でもよいのでは」など主催者側の対応を疑問視する書き込みが相次ぎました。
さらに遺族が写真を公開したことについて、「勇気も必要だったと思いますが、自分の子どもがこんなすてきな笑顔で写っているのだから、見てほしい気持ちはよくわかります」とか「ご遺族の気持ちを考えると切ない。自分の娘が生きた証を1人でも多くの方に見てもらいたいと思うよね」など遺族の心情に共感する書き込みも相次ぎました。
また、「なぜこの笑顔を守れなかったのか」とか、
「いじめをなくすために、何ができるかをみんなが考える機会にしたらいいのでは」などと呼びかける書き込みもあり今回の問題はネット上でも大きな関心を集めています。

3日後に一転して賞を取り消し
青森市の中学2年、葛西りまさん(13)は、ことし8月、青森県藤崎町のJRの駅で電車にはねられて亡くなり、スマートフォンに、いじめを受けていたと訴える遺書が残されていたことなどから、市の教育委員会は、いじめを苦に自殺したと見て調べています。
写真コンテストは黒石市の夏祭り「黒石よされ」をテーマに、市や観光協会などでつくる実行委員会が募集し、今月11日、青森市の会社員の男性が、りまさんが亡くなる10日前に撮影した作品が最高の「黒石市長賞」に選ばれました。
父親の葛西剛さんによりますと、その日のうちに主催者側から入賞の知らせを受けましたが、3日後に一転して賞を取り消したという連絡を受けたということです。
実行委員会によりますと、遺族に入賞を伝えたあと再度、協議した結果「亡くなった女子生徒が写った写真は、祭りの趣旨にふさわしくない」などと判断したということです。
剛さんは「いじめをなくすきっかけにしてほしい」として、撮影者の了解を取ったうえで、18日に写真を公開しました。