2017/12/24 09:15
クリスマス夜間開園で公開されたホッキョクグマ「マルル」を見学する来園者たち=23日夕、熊本市東区の市動植物園(谷川剛)
熊本市動植物園(東区健軍)で23日、営業時間を午後9時まで延長するクリスマス夜間開園が始まり、熊本地震後初めてホッキョクグマの「マルル」(雌、5歳)が一般来園者に公開された。
ホッキョクグマの飼育舎周辺は地震で激しく被災し、立ち入り禁止が続いていたが、安全確保の見通しが立ったため、2日間のみ特別公開した。
1月6日の部分開園エリア拡大時から、カバやニホンザルとともに一般公開する予定。
今回は午後5時〜8時半限定の公開で、ライトアップされたマルルを一目見ようと大勢の人が訪れ、「久しぶり」「会いたかったよ」などと歓声。
マルルも愛らしい顔で観客に視線を送り、楽しそうだった。
メリーゴーラウンドなどの遊戯施設も夜間運行。
コンサートなどもあり、来場者はクリスマス気分を楽しんでいた。
同園TEL096(368)4416。(谷川剛)
(2017年12月24日付 熊本日日新聞朝刊掲載)