masami71の日記

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介護保険料、熊本県内37市町村で引き上げ

阿蘇、高森は最高の7300円
2018/3/27 09:28 ©株式会社熊本日日新聞社
4月から熊本県内全45市町村で改定される65歳以上の介護保険料(基準月額)が26日、県のまとめで分かった。


37市町村が2020年度までの3年間(第7期)の保険料を引き上げる。
各市町村の保険料基準月額から算出した県平均月額(加重平均)は、第6期(15〜17年度)より690円増の6374円。増加率は12・1%となる。
介護保険料は、各市町村が、今後3年間のサービス利用量を見込んで決める。
保険料を引き上げた自治体が多かったことについて、県認知症対策・地域ケア推進課は「高齢化の進展と介護報酬の増加が要因とみられる」とした。
改定後、最も高くなるのは南阿蘇村と高森町の7300円。
阿蘇村は「高齢化に加えて熊本地震も影響し、要介護認定者が増えた。
在宅ケアだった人が介護保険施設に入所するケースもあり、見込み額が高くなった」と説明。
高森町は「第6期は財源不足で県から借り入れた。第7期はその返済も見込んだため上がった」とした。
上げ幅が最も大きかったのは嘉島町
4700円から6400円と、1・36倍に跳ね上がる。
同町は「要介護認定者が増えており、介護給付費もかさむと見込んだ。
第8期は抑えられるよう努力したい」とした。
一方、最も下げ幅が大きかったのは玉東町で、660円減の5900円。
同町は「14年度から取り組み始めた介護予防体操を行う地区サロン活動が功を奏した」と説明している。
(西島宏美、清島理紗)
(2018年3月27日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
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