03月29日 16時48分
おととし4月の熊本地震で被災し、その後、死亡した熊本市の男女3人が新たに「災害関連死」と認定され一連の地震で亡くなった熊本県内の人は263人になりました。
熊本県内の各市町村は被災者の遺族から災害弔慰金の申請を受け、避難生活での体調悪化などで亡くなった災害関連死にあたるかどうか審査委員会で調べています。
このうち、熊本市によりますとおととし4月から5月にかけて亡くなった60代から90代の男女3人について、地震によるストレスで負担がかかったり、入院先の病院が被災し、持病に対し適切な処置ができなかったりしたことで、体調が悪化したとして新たに、「災害関連死」と認定しました。
一連の熊本地震で熊本県内の市町村が災害関連死と認定したのは、これで207人となり、熊本地震で亡くなった熊本県内の人は合わせて263人になりました。