masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本地震から14日で2年

04月13日 12時36分
260人以上が犠牲となった一連の熊本地震の発生から14日で2年です。
この地震で、今も4万人近くが仮設住宅などに入居していて、避難生活が長期にわたるなか、生活の再建が引き続き課題となっています。
一連の熊本地震では、犠牲となった267人のうち、避難生活による体調の悪化などで亡くなった災害関連死と認定された人が、熊本県で208人、大分県で3人のあわせて211人と多くを占めています。
自宅が被害を受け、仮設住宅や、民間の賃貸住宅を借り上げるみなし仮設住宅などに入居した被災者は一時4万7800人に達し、今も3万8112人がこうした住宅で避難生活を続けています。
自治体は被災者の見守り活動に力を入れていますが、誰にもみとられずに亡くなった孤立死とみられるケースは19人となっています。
仮設住宅やみなし仮設住宅の入居期限は原則2年ですが、自力で住まいを再建できない被災者を対象にした災害公営住宅は建設が進められている段階で、計画されている1735戸に対し、設計や工事に着手したのは1049戸となっています。
国は仮設住宅などの入居期限を、やむを得ない場合に限り、さらに1年延長するとしていて、避難生活が長期にわたるなか、生活の再建が引き続き課題となっています。