4月30日分
(空色日記 気象予報士 森明子のそらいろにっき)
平成の気象を振り返って・・・
平成最後のきょうは雨の1日です。
新緑がきれいですが、空はどんより。
平成を振り返ると、自然災害の多い時代でした。
熊本でも・・・
・平成2年 7・2水害 阿蘇で土石流
・平成3年 台風19号 暴風で甚大な被害
・平成11年 台風18号で高潮災害(不知火町)
・平成15年 水俣土石流災害
・平成24年 九州北部豪雨
・平成28年 熊本地震
このほかにも大雨には毎年のように見舞われ、以前より雨の降り方が激しくなってきたことは平成の気象データが物語っています。
一方で、この平成の約30年間は、気象衛星や気象レーダーなどの観測技術も天気を予報する技術も、大きく大きく進歩した時代でもありました。
私にとっての平成は、小学生から今に至るまで。
平成のはじめの頃の自然災害が、気象に興味を持つ大きなきっかけとなり、今の気象予報士という仕事に繋がっています。
あすから始まる令和。
これからも平成の災害の教訓をしっかり生かしていきたいと思っています。
カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2019年4月30日 |
今日の熊本市は、一日中小雨のお天気になりました。
熊本市の最低気温は平年より4度高めで、最高気温は平年より4度低めになりました。
雨のためか20度を切ると冷や冷やした感じがします。
県下の最低気温はあさぎり町で15度4分、南阿蘇村で15度7分、阿蘇市の乙姫で14度8分、益城で16度2分、南小国町(黒川温泉)で14度5分、菊池市で16度5分、人吉で16度1分、熊本市で17度1分でした。
最高気温は熊本市で19度9分、菊池で20度0分、人吉で19度6分、水俣で20度0分、八代で20度5分となりました。
あさぎり町で20度0分、南小国で19度3分、阿蘇市乙姫で18度平成5分、益城で19度3分、南阿蘇で18度8分となりました。
なお、牛深で19度4分となりました。
ところで、平成最後ですとマスコミは騒いでますけど、なぜそんなに騒ぐのかわかりません。
平成から令和になっても別に変らないし・・・・・
それに令和は最初から安倍さんが決めてたということです。