阿蘇草千里、駐車場ガラガラ 「これほど少ないのは初めて」
2020/4/26 20:30 (JST)4/27 07:41 (JST)updated
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ほとんど車の姿がない草千里駐車場。
奥は噴煙を上げる中岳＝２６日午前１１時４５分ごろ、阿蘇市（小型無人機で撮影）
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ緊急事態宣言が全国に発令されて、２度目の日曜日となった２６日、熊本県阿蘇市の草千里駐車場はがらんとした光景が広がっていた。
例年なら多くの人出でにぎわう行楽シーズンだが、この日は草原を散策する人もまばら。
観光乗馬用の馬たちの出番も少なく、静かに並んでいた。
料金所を管理する自然公園財団阿蘇支部によると、駐車台数は宣言発令後に急減。
例年に比べ８割減の状態という。同支部職員の熊谷宏之さん（６７）は
「熊本地震や噴火もありましたが、これほど少ないのは初めて。
今は我慢するしかないですね」と話していた。（高見伸）
