大学や商業施設など７日から再開
05月07日 11時46分
熊本県内では、「３つの密」を避けることなど基本的な感染防止対策の徹底を条件として、大学や商業施設などで７日から営業再開が認められるほか、多くの店舗や施設で段階的に営業の再開が認められることになりました。
感染防止対策を徹底したうえで７日から営業再開が認められるのは、大学や運動施設、
それに劇場、映画館や図書館、ビデオショップやアウトドア用品など店床面積が
１千平方メートルを超える商業施設です。
また、十分な感染防止対策をとったうえで今月１１日から再開が認められるのは、
バーや漫画喫茶などの遊興施設と、パチンコ店やゲームセンターなどの遊技施設です。
今月１１日からは飲食店など食事を提供している施設について、午前５時から午後８時までとする営業時間の短縮要請が解除されます。
一方、キャバレーなど接客を伴う飲食店については「３つの密」を避けることができないとして、営業再開を認める対象とならず休業要請は原則今月２０日まで延長されます。
一方で、熊本市は、市の運営する図書館など施設の休館について、当面継続し今月１３日に開く会議の中で、再開について判断する方針です。
感染者１０日連続で確認されず
05月07日 17時04分
熊本県内では先月２６日を最後に、６日まで１０日連続で感染者が確認されていません。
県内では、これまでに４７人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されています。
地域別では、熊本市が３９人、阿蘇保健所管内が５人、有明保健所管内で２人、
御船保健所管内で１人となっています。
しかし、感染が確認された先月２６日を最後に、６日まで、１０日連続で感染者が確認されていません。
熊本県では、ことし２月下旬に初めての感染者が確認されて以降、４７人の感染が確認され、このうち、７０代の男性と６０代の男性の２人がいずれも新型コロナウイルスによる肺炎で死亡しています。
県と市によりますと、これまでに１７人が退院し、現在は２８人が入院していて、このうち重症の患者は３人いるということです。
