2020/5/15 16:00 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社
熊本県八代市の中心街や日奈久温泉街に、さまざまなポーズを取るくまモン像が
お目見えしている。
クルーズ船受け入れ拠点「くまモンポート八代」の完成を受け、観光客に市内各所を
巡ってもらおうと市が設置。
壁画なども含め、6月末までに計54カ所に増やす計画だ。
3月下旬から4月末までに約20体が完成した。
市立図書館前で本を読むくまモン、市立博物館前で巻物を広げるくまモンなど多彩。
日奈久温泉センターばんぺい湯近くの防火水槽前には、消防団の法被を着た像を据えた。
市によると、今後も中心商店街や温泉街などに増やす方針。
像を巡るスタンプラリーを楽しめるスマートフォン向けアプリも開発中で、総事業費は
計約2500万円を見込む。
「設置場所のホームページにアクセスできるQRコードを像に張り、八代の案内人に
なってもらう」と市観光・クルーズ振興課。
ただし、新型コロナウイルスが収まるまでは、集団での見物を控えるよう呼び掛けている。(益田大也)