2020年5月25日 12:3 現在
国内最小級のトンボ、ハッチョウトンボが上天草市の湿原で飛び始めました。
白嶽森林公園姫戸町にある白嶽森林公園の湿原では、葉っぱなどで羽を休める日本一小さいトンボ、ハッチョウトンボが姿を見せ始めました。
成虫でも体長がわずか１５ミリから２０ミリと１円玉程の大きさです。
ハッチョウトンボは６月から７月にかけてが羽化の最盛期でオスだけが成熟すると鮮やかな赤色となります。
県内ではこの湿原のほか、人吉・球磨地方の一部でしか確認されておらず年々
数も減ってきていることから、将来、野生での絶滅の危険性が極めて高いものに分類されています。
今年は５月中旬から飛び始めたということで８月末まで観察できるということです。
