08月15日 19時58分
熊本県内では１５日、新たに熊本市で７人、市以外で２人の合わせて９人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、県内で確認された人はのべ４０１人となりました。
また、クラスターが発生した山鹿市の介護老人保健施設「太陽」に入居していた９０代の女性が亡くなり、県内で亡くなった人は６人になりました。
熊本市によりますと、感染が確認された７人のうち、北区の５０代男性と５０代女性、中央区の２０代男性２人、それに埼玉県の３０代女性は、以前、感染が確認された人の濃厚接触者で１５日、陽性が確認されました。
また、感染が確認された西区の３０代男性と３０代女性の２人は、市が感染経路を調べています。
このほか、熊本市は、１４日に感染が確認された学生２人が今月６日から１３日まで沖縄県を旅行で訪れていたことがわかったとして、濃厚接触者の調査を進めていることや、１３日までに職員の感染が確認された、東区の保育園「ことりの家保育園」と同じ系列の「やまばとこども園」について、職員、児童などの検査の結果、全員の陰性が確認されたことを発表しました。
一方、熊本県によりますと、熊本市以外では、玉東町の８０代女性と３０代女性の感染が確認されました。
このうち、３０代の女性は医療事務をしていて、最後に出勤をした今月１１日の深夜に発熱の症状が出たことから、検査を受け、陽性が確認されました。
濃厚接触者として、職場の同僚、家族合わせて４人の検査が予定されています。
また、８０代の女性は今月１２日に感染が確認された男性と同居していた母親で、濃厚接触者として検査を受けたところ、陽性が確認されました。
さらに、クラスターが発生した山鹿市の介護老人保健施設「太陽」に入居していた９０代の女性が、１５日、入院していた県内の感染症指定医療機関で亡くなり、県内で感染した人でこれまでに亡くなった人は、６人になりました。
県や市は引き続き、発熱や息苦しさなど、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある人に
ついて、相談窓口の利用を呼びかけています。
