ＪＲ九州の新観光列車『３６ぷらす３』１１月１９日から営業運行
海辺の景色を楽しみながらゆったりとした列車の旅が楽しめるＪＲ九州の新しい観光列車『３６ぷらす３』。
１９日からの営業運行を前に１７日、サービスの内容などが報道陣に公開されました。
１９９２年に『特急つばめ』としてデビューし今でも高い人気を誇る７８７系の黒い車両が使われています。
曜日ごとに九州をめぐる５つのルートを設定。熊本ルートは木曜日に出発し、ＪＲ博多駅から玉名・熊本を通り、鹿児島中央駅を目指します。
和のテイストで統一された内装の車内を探索すると、１号車のグリーン個室は足元が列車の中なのに畳敷き。個室に進んでいくと、明治大正ロマンといった風情。
和にこだわっているのはデザインだけではなく、ビュッフェカーでは、有名寿司店が熊本近海で取れた魚介類を使って握りたての寿司を提供します。
窓の外に目を向けると不知火海。雄大な海をゆったりと見ることができます。
八代市からは豪雨災害を乗り越えた肥薩おれんじ鉄道の線路を通り、海辺を鹿児島に向けひた走ります。
約２時間半で阿久根市の牛之浜駅に到着。
途中下車できる駅では特産物の購入や、周辺に住む人と触れ合うもてなしが用意されています。
「過疎のこの地区を盛り上げるきっかけにしたい」と牛之浜区長の松永太一さん。
約２０分の途中下車を楽しむと、再び出発の時が…。
座席やプランよって食事内容・価格が変わります。公式ホームページで確認を。
