masami71の日記

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車内食が魅力、「36ぷらす3」に特別賞 

車内食が魅力、「36ぷらす3」に特別賞 日本鉄道賞 JR九州の観光列車
2021/10/12 06:24 (JST)
© 株式会社熊本日日新聞社

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2020年11月、玉名駅に到着した「36ぷらす3」。日本鉄道賞の特別賞に選ばれた(田上一平)
国土交通省鉄道事業者などでつくる「鉄道の日」実行委員会は、鉄道に関する優れた取り組みを表彰する「日本鉄道賞」の特別賞に、熊本県内などを走るJR九州の観光列車「36ぷらす3」を選んだ。
36ぷらす3は昨年10月に運行を開始。木曜から月曜まで5日間かけて九州7県を巡り、1日単位での乗車もできる。車両はかつて特急「リレーつばめ」などで使われた787系を改装。畳敷きの個室を設けるなど豪華な装いが特色だ。
県内を走るのは木曜。列車は、博多から鹿児島線肥薩おれんじ鉄道を通って鹿児島中央に向かう。
個室利用の12人限定の鮨[すし]プラン(大人1人3万5千円)では、熊本市の名店「鮨仙八」の店主がカウンターですしを握ってくれる。
また途中、玉名駅には約20分停車し、住民らによる特産品の販売がある。
国交省は選考理由を「車内での食事が魅力で、途中停車駅では毎週、乗客と地元住民との交流や地域のにぎわいが生まれている」とした。
JR九州によると、36ぷらす3は9月末までに計247本運行し、約1万3千人が利用。平均乗車率は50%と、新型コロナウイルス禍で10~20%に低迷する観光列車が多い中で気を吐く存在となっている。
同社は14日から、運行開始1周年の記念イベントを各地の途中停車駅で開く。
日本鉄道賞は10月14日の「鉄道の日」にちなみ2002年に創設。今年は17件の応募があり、大賞1件と特別賞4件を選んだ。(宮崎達也)
熊本日日新聞

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