新たに１５人感染 熊本市職員も
11月26日 20時44分
熊本県内では２６日、新たに１５人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
このうち、１人は熊本市の職員で、熊本市は本庁舎の一部を閉鎖し、２７日、消毒作業を行うことにしています。
熊本市によりますと、感染が確認されたのは中央区保護第二課の２０代の女性職員です。
女性職員は、２５日に感染が確認された６０代の女性の自宅を相談業務のため今月２０日に訪れていて、濃厚接触者として検査を受けたところ26日、感染がわかったということです。
熊本市職員の感染確認は、初めてだということです。
これを受け、市はこの職員が勤務していた本庁舎の２階部分などを２６日午後１時半から閉鎖し、接触した可能性のある職員およそ４００人を対象に順次検査を行なっています。
閉鎖されたのは生活保護や税関係の窓口などで、市では２７日に消毒作業を行い、週明けの月曜日から業務を再開する予定です。
このほか２６日は、クラスターが発生した玉名市の通所リハビリ施設の関係者など、２０代から７０代の男女の感染も確認され、２６日の感染者は合わせて１５人となりました。
これで県内で感染が確認された人は、のべ９９５人となりました。
