masami71の日記

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熊本市電運賃収入6.5億円減 女性専用車両の試験延長

熊本市電運賃収入6.5億円減 コロナ影響 女性専用車両の試験延長

2020/12/13 11:00   西日本新聞 熊本版 長田 健吾 
熊本市は10日の市議会都市整備委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本年度の市電利用客数が当初の予想より約426万人少なくなり、運賃収入が約6億5千万円減少するとの見通しを報告した。

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市交通局によると、今年4~10月までの利用客は、予算比で約292万人減、運賃収入は約4億4千万円減少した。
特に感染の「第1波」が到来し、全国に緊急事態宣言が出た4~5月は利用客数が6割以上落ち込んだ。
11月以降の利用客数について、予算比3割減となった10月の実績程度で推移するという前提で試算した結果、
年間利用客数は約704万人、運賃収入は約11億円となり、当初見込みよりともに4割近く減るという。
感染拡大の影響が今後も続くとみており、来年1月からの運行ダイヤの改正も検討している。
市はまた、来年1月から本格導入するとしていた「女性専用車両」について、今年9月からの試験期間を
当初予定の12月28日から来年3月末まで延長すると明らかにした。
女性専用車両を巡っては、乗客アンケートで「賛成」が6割を超えたことから、市側は4日の市議会本会議で、
来年1月の本格導入を表明。
しかし、10日の委員会で、議員から「試験期間が短すぎる。コロナで乗客も少ないため、実態を把握できて
いない」「本格導入を決める前に説明もなかった」などの指摘が相次ぎ、延長することになった。
(長田健吾)