masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

医療従事者にワクチン接種始まる

02月19日 16時43分
医療従事者を対象にした、新型コロナウイルスのワクチンの接種が、県内でも19日から始まりました。

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アメリカの製薬大手ファイザーのワクチンは、17日から東京などで医療関係者を対象に先行して接種が始まっていて、県内でも19日から4つの病院のあわせておよそ2000人に接種が行われます。
このうち八代市の熊本総合病院では、午前11時すぎにマイナス75度以下で冷凍したおよそ2300回分のワクチンが届けられ、解凍されて接種会場に運ばれました。
この病院では、出入りする委託業者も含めて全体の9割以上にあたる、およそ800人が接種を希望し、19日から3日間、1回目の接種が行われ、3週間後に2回目が行われます。

初日の19日はおよそ200人が接種を受け、最初に接種を受けた島田信也病院長は「インフルエンザより痛くなかった。切り札になるワクチンなので、今後大きな効果をもたらすと思う」と期待を寄せていました。
また、医師の女性は「何も情報がないときは副反応が怖かったが、海外でもたくさん打たれて特別なことが起きていないので、さほど不安は感じません」と話していました。
医療従事者への接種は接種した後の副反応を調べるのも目的で、接種を受けた人たちは10日間、体温のほかけん怠感や頭痛がないかなど健康観察を行って、データを厚生労働省に送ることになっています。
 県内ではこのあと3月中旬以降に、およそ8万人の医療従事者などへの「優先接種」が行われる予定です。