2021/4/26 15:50 (JST)
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熊本地震で被災し、昨年再開した木之内農園でイチゴ狩りを楽しむ観光客=16日
熊本地震では、阿蘇観光の柱の一つとなっていた観光農園も、施設の損壊や幹線道路・鉄路の寸断で大きな打撃を受けた。
この5年で交通インフラの復旧は進んだものの、新型コロナウイルスの感染拡大が客足回復に影を落としている。
そんな中、南阿蘇村の八つの観光イチゴ園がタッグを組み、「イチゴ狩りの村」として観光客にアピールする取り組みを始めた。
地震で甚大な被害を受けた木之内農園(同村立野)は昨年1月、観光イチゴ園を3年9カ月ぶりに再開した。
本震から5年となった4月16日に訪ねると、ビニールハウス内を観光客が行き交い、真っ赤に色づいたイチゴをつみ取っていた。
南阿蘇村立野南阿蘇村の観光イチゴ園マップと、加工品の試作品を紹介する阿蘇健康農園の原田大介さん=18日、同村河陽