熊本県に「まん延防止」適用へ １６日から来月１３日まで
05月14日 11時43分
新型コロナウイルス対策で、「まん延防止等重点措置」の適用地域に熊本県などを追加することが政府の分科会で
了承されました。
期間は１６日から来月１３日までで、県は県内全域への外出自粛の要請や、すべての飲食店に時短要請を行う方向で調整を進めています。
感染症などの専門家でつくる政府の「基本的対処方針分科会」は１４日午前開かれ、「まん延防止等重点措置」について、感染状況の悪化などを踏まえ熊本県などを追加し、期間を１６日から来月１３日までの４週間とする方針が了承されました。
政府は午後からの国会への報告と質疑を経て、午後６時すぎから対策本部を開き正式に決定する運びです。
これを受け、蒲島知事が記者団の取材に応じ「適用を要請してきたので、その方向で決まってよかった。
より強い対策により県民や事業者には大きな負担となるが、感染収束に向け今が正念場なので県民と一緒に取り組みたい」と述べました。
そのうえで、蒲島知事は「重点措置」に伴う対応として、県内全域での外出自粛の要請や県内すべての飲食店を対象に営業時間短縮を要請する方向で調整を進めていることを明らかにしました。
具体的な要請内容については１５日、対策本部会議を開いて決定したいとしています。
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