08月13日 20時53分
停滞する前線の影響で、熊本県内では発達した雨雲が断続的にかかっていて、天草市などではこの72時間に降った雨の量が観測史上最も多くなるなど、各地で記録的な大雨となっています。
今後も非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は「大雨特別警報を発表する可能性もある」として、厳重な警戒を呼びかけています。
九州北部に停滞する前線の影響で、県内には発達した雨雲が断続的にかかっています。
13日朝7時までの1時間にはレーダーによる解析で、
▽八代市東陽町付近で120ミリ以上の、
▽八代市付近でおよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして、気象庁が「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
県内ではその後も断続的に非常に激しい雨や激しい雨が降っていて、午後8時までの72時間の雨の量は、
▽天草市本渡で550.5ミリ、
▽宇土市で357.5ミリと、いずれも、平年の8月1か月分の雨量を大きく超え、観測史上最も多くなっています。
また、11日の降り始めからの雨の量も
▽山鹿市で576ミリ、
▽玉名市で451.5ミリ、
▽熊本市で446ミリに達するなど、各地で記録的な大雨になっています。