08月16日 18時07分
停滞する前線の影響で、熊本県内では１６日夜から雨足が強まり、１７日夕方にかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、再び大雨となる見込みです。
県内では、これまでの記録的な大雨で土砂災害の危険度が非常に高まっている所があり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
自治体の避難の情報などを確認し、安全な場所に移動して過ごすようにしてください。
気象台によりますと、前線が九州付近に停滞していて、東シナ海にある前線上の低気圧が対馬海峡を通過する見込みです。
県内では１６日朝から、発達した雨雲が流れ込み、午前中、天草市本渡で１時間に４０.５ミリの雨を観測するなど、断続的に激しい雨が降りました。
八重させなければ上天草市と宇城市に土砂災害警戒情報が出されているほか、県内全域に大雨警報が発表されています。
県内では、今月１１日の降り始めからの雨量が、山鹿市で９０５.５ミリ、天草市本渡で７１０ミリと、平年８月１か月分の３倍から４倍近くに達するなど記録的な大雨となっています。
１６日夜からは再び雨足が強まる見込みで、特に、１７日の明け方から夕方にかけては、断続的に雷を伴い、多いところで１時間に７０ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
