熊本市で初雪 南阿蘇村でも雪 １８日も冷え込み続く見通し
12月17日 20時23分
今シーズンで一番の強い寒気が流れ込み、熊本市では１７日、初雪を観測しました。
１８日も冷え込みは続く見通しです。
熊本地方気象台によりますと、九州北部地方の上空およそ１５００メートルにはマイナス９度以下の、今シーズンで一番となる強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まっています。
熊本市では初雪を観測したほか、南阿蘇村でも雪が降りました。
山沿いでは日中も気温が上がらず、午後８時までの最低気温は高森町でマイナス１.３度、南小国町でマイナス０.８度、阿蘇市乙姫でマイナス０.６度と厳しい寒さとなっていて、このあともさらに冷え込む見通しです。
気象台によりますと、１８日の県内は寒気の影響でおおむね曇りで、雪や雨の降るところがある見込みです。
１８日の午後６時までの２４時間に降る雪の量は、いずれも多いところで山地で２センチ、平地で１センチと予想されています。
また、１８日の最高気温は天草市牛深で８度、熊本市と人吉市で７度、阿蘇市乙姫で３度と予想され、冷え込みが続く見込みです。
気象台は、積雪や路面凍結による交通障害、それに農作物や農業施設の管理などに注意するよう呼びかけています。
黒いフードをかぶった男性は「ことしは秋でも暑い日が続いていたので雪が降ってきて驚いています。
寒いのは苦手なので、今夜はまっすぐ帰宅します」と話しました。
７０代の女性は「天気予報で雪が降ると言っていたので防寒してきました。雪を見ると子ども時代を思い出して楽しい気持ちになりました」と話していました。
南小国町でも雪となりうっすらと積雪しました。
