01月08日 20時44分
県内では上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいる影響で１０日午前中にかけて大雪となるおそれがあります。
特に８日夜から９日朝にかけて警報級の大雪となるおそれがあり十分な警戒が必要です。
気象台によりますと、九州北部の上空およそ１５００メートルにはマイナス１２度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいます。
午後８時現在の各地の気温は阿蘇市乙姫でマイナス８.２度、南小国町でマイナス８度、熊本市でマイナス２.７度で各地で厳しい冷え込みになっています。
県内では阿蘇や天草などを中心に断続的に雪が降っていて午後８時現在、南阿蘇村の積雪は２センチとなっています。
県内では、１０日の午前中にかけて断続的に雪が降り、広い範囲で大雪となるおそれがあります。
特に８日の夜から９日の朝にかけて一段と強い寒気が入り込んで、平野部、山沿いともに警報級の大雪となるおそれがあります。
天草・芦北地方と宇土市、宇城市、氷川町、美里町、八代市では、９日の未明から朝にかけて、熊本、阿蘇、球磨地方では９日の明け方から朝にかけて大雪に警戒が必要です。
９日午後６時までの２４時間に降る雪の量は、多いところで、山沿いで２０センチ平野部で１０センチと予想されています。
気象台は、大雪や路面の凍結による交通への影響や農作物や農業施設の管理などに警戒するほか、電線や樹木への着雪や、水道管の凍結などにも注意するよう呼びかけています。
