02月27日 10時27分
おととし７月の豪雨で被災した熊本県人吉市で、地域の活性化などを願って竹灯籠でまちをライトアップする催しが始まりました。
この催しは、人吉市で豪雨災害からの復興が進む中、宿泊施設や店舗の経営者などでつくる実行委員会が地域の活性化や観光の振興を願って企画しました。
２６日夜は、中心部の公園など２か所でおよそ６００本の竹灯籠に明かりがともされました。
竹灯籠は、実行委員会が地元で集めた竹を使って制作し、会場には「復興祈願」と彫られた高さ２メートル近い竹灯籠も飾られて訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいました。
生後６か月の子どもとともに訪れた２５歳の女性は「このきれいな明かりが、人を元気にして、まちの活性化につながってほしいです」と話していました。
実行委員会の永江一成委員長は「少しでも市民に心のやすらぎと笑顔を与えることができればと思い開催しました」と話していました。
この催し「ひとよしまち燈り」は３月１９日までの期間中、毎日午後６時から１０時まで開かれています。
