03月17日 20時36分
熊本県では17日、新たに495人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
県内の累計の感染者数は延べ5万9084人となりました。
また、いずれも入院中だった熊本市の70代と90代の男性2人が死亡し、熊本県で陽性となって亡くなった人は263人となりました。
17日の新規感染者を市町村別にみますと、熊本市が最も多く249人、次いで益城町が29人、八代市が27人、菊陽町が19人、大津町と玉名市が16人、山鹿市が15人、荒尾市、合志市、菊池市、人吉市、御船町が11人、宇城市と阿蘇市が10人、宇土市と上天草市が7人、天草市とあさぎり町が5人、甲佐町が4人、嘉島町と多良木町が3人、長洲町、美里町、水俣市、湯前町が2人、南小国町、南阿蘇村、錦町、高森町、和水町が1人、福岡県と佐賀県から訪れていた人があわせて2人となっています。
年代別にみますと、10歳未満が81人、10代が106人、20代が63人、30代が83人、40代が70人、50代が32人、60代が31人、70代が12人、80代が13人、90代が4人となっていて、30代までが全体の67%を占めています。
県内では17日新たに、小学校や老人ホームなどであわせて9件のクラスターが発生しました。
▽熊本市中央区の出水中学校で生徒5人。
▽熊本市東区の若葉小学校で児童10人。
▽熊本市東区の山ノ内小学校で児童5人。
▽熊本市中央区の認可外保育施設で児童と職員あわせて6人。
▽熊本市南区の有料老人ホームで入所者5人。
▽熊本市北区の障害者支援施設で入所者と職員あわせて14人。
▽八代市のたから保育園で園児と職員あわせて13人。
▽八代保健所管内の医療機関で患者と職員あわせて5人。
▽御船保健所管内の保育施設であわせて9人の感染が確認されているということです。
リスクレベルを判断する指標となる「最大確保病床使用率」は、17日午前10時の時点で、県全体で35.9%、熊本市で53.3%となっています。
また現在、提供されている重症者用の病床使用率は、県全体で22.6%、熊本市で36%です。