04月08日 14時40分
仏教の開祖である釈迦の誕生を祝う祭りが八代市の寺院で開かれ、訪れた人たちが釈迦の銅像に甘茶をかけて無病息災を祈願しました。
仏教では４月８日は釈迦が生まれた日とされていて、八代市泉町の大行寺山の山頂近くに建つ天台宗の寺院「釈迦院」では、毎年この日に釈迦の誕生を祝う「花祭り」を開いています。
８日は多くの参拝客が釈迦院を訪れました。
そして、釈迦が生まれた時に甘い味のする雨が降ったという言い伝えにちなんで、本堂の前に置かれた高さ２０センチほどの釈迦の銅像に用意された甘茶をひしゃくでかけ、無病息災を祈願していました。
境内には、地元で取れたさつまいもの天ぷらや、お茶などを販売する出店も並び、参拝客は買い物や食事を楽しんでいました。
参拝に訪れていた八代市の４０代の男性は「家族の健康と、ロシアのウクライナへの軍事侵攻がある中で世界の平和をお願いしました」と話していました。
