masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本県内でアライグマ急増 農作物に被害をもたらす可能性も


05月29日 14時23分

県内でアライグマが確認されるケースが増えていてます。
県や熊本市は農作物に被害をもたらす可能性もあることから見かけたら連絡してほしいと呼びかけています。
米原産のアライグマは黒いしま模様のある長い尻尾が特徴で、成獣では60センチから100センチほどの大きさです。
雑食で何でも食べるため、生態系への影響のほか、スイカやミカンなどの農作物の食害や狂犬病などの感染症を媒介するおそれもあることから特定外来生物に指定されています。
県自然保護課によりますと、アライグマは県内では2010年に熊本市ではじめて確認され、年々増加しています。
昨年度、捕獲されたり、防犯カメラに撮影されたりして、確認された数は85件と前の年に比べ17件増えていました。
今のところ県内で農作物の被害は報告されていないものの、今後数が増えてくると、被害が出てくる可能性もあることから、広がりを抑えたいとしています。
熊本市環境共生課は「アライグマは凶暴なので、見かけても決して近づかないでほしい。捕獲するため、可能なら写真を撮って連絡してほしい」と呼びかけています。
アライグマを見かけた際の連絡先は熊本市内の場合は熊本市環境共生課で096−328−2352。
それ以外の県内は県自然保護課で096−333−2275です。