県内ではまだ梅雨明けはしていないものの、２７日は強い日差しが照り付け、県内のほとんどの観測地点で今年一番の暑さとなりました。
この暑さで県内では男性１人が熱中症の疑いで救急搬送され、意識不明の重体となっています。
午前中から猛暑日一歩手前の３４度まで気温が上がった水俣市。
まるで梅雨が明けたかのような強い日差しが照り付けました。
【水俣市民】
「最高に暑いですね。（マスクきつくないですか）きついですね」
県内の最高気温は宇城市三角町で３４．７度、人吉市と水俣市で３４．２度まで上がったほか、県内の広い範囲で３０度以上の真夏日を記録。
ほとんどの観測地点で今年一番の暑さとなりました。
【寺田菜々海アナウンサー】
「午後３時の熊本市です。日なたに立っていると汗がにじんできます。私個人の体感としても今年一番の暑さです」
熊本市では最高気温が３３．６度まで上がりました。
【赤ちゃん連れの女性】
「まだミルクしか飲んでいないのでどう水分補給していいか難しい。（ベビーカーに）ひんやりするシートと冷たい水を体の周りに置いています」
ところで２７日九州南部や関東甲信地方などでは記録的な速さで一斉に梅雨明けが発表されました。
熊本を含む九州北部地方の梅雨明けも近いのでしょうか。
今年は梅雨入りから２７日までまだ平年のおよそ４分の１しか雨が降っていないためもし記録的に早い梅雨明け、となれば今度は水不足による農業への影響なども懸念されます。
