masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

ヒマワリいっぱい、夏満開 南阿蘇村と菊池市


熊本日日新聞 | 2022年8月10日 21:27

約3万本が満開を迎えた一心行公園西側のヒマワリ畑=南阿蘇
3万本 〝映え〟写真にも 南阿蘇

大桜で有名な熊本県阿蘇村中松の「一心行公園」西側に広がるヒマワリ畑(1ヘクタール)の約3万本が満開を迎えた。阿蘇五岳を背にした黄色いじゅうたんは、今月末まで風に揺れる。
近くで農業を営む安達辰喜さん(70)が、春だけでなく夏も花を楽しめる場所にしようと、2001年から毎年種を植え、開花時期に無料で開放。近年は交流サイト(SNS)で紹介される機会も増えた。
合志市の看護師の友田幸乃さん(28)は、長女六花[りっか]ちゃん(3)と長男丞[じょう]ちゃん(11カ月)と訪れ、「ヒマワリの背が低く、子どもと一緒に撮りやすい。
すてきな〝映え〟写真になりました」と喜んでいた。ヒマワリは持ち帰りも自由。(上杉勇太)



人目を引く満開のヒマワリ=菊池市
〝元気の素〟毎年咲く 菊池市
熊本県菊池市旭志弁利の県道原植木線沿いの畑(約35アール)のヒマワリが満開になり、道行くドライバーの目を引いている。

ニンニクの生産販売を手がける岩根高輝さん(70)が2016年から毎年咲かせている。
ヒマワリの栽培は熊本地震がきっかけ。
「みんなの気持ちが落ち込む中、少しでも元気になってほしかった」と岩根さん。
ニンニクを収穫した後の畑に種をまき、多くの人を和ませてきた。
今年は隣接する2カ所の畑に時期をずらして種をまいた。
5月分は風雨で一部が倒れ、大輪の花を咲かせているのは6月分。
手間はかかるが、「これに関しては家族も何も言わないんです」と笑う岩根さん。
今週末まで楽しめるという。(本田清悟)