masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

台風11号

大型で強い台風11号は九州に近づき、長崎県の五島の全域が暴風域に入っています。
6日の午前中にかけて九州北部などに接近し、九州北部や山口県では電柱が倒壊するような猛烈な風が吹くほか、「線状降水帯」が発生して大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。
暴風や高波、高潮、大雨による土砂災害や浸水などに厳重に警戒し、安全な場所で過ごすようにしてください。

長崎県の五島全域が暴風域に

 

気象庁によりますと、大型で強い台風11号は、午後11時には長崎県五島市の西160キロの海上を1時間に30キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
長崎県の五島の全域が暴風域に入っています。
台風の接近に伴って九州では風が強まっていて、
長崎県福江空港で午後10時20分すぎに32.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、西日本の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり、午後10時までの1時間には宮崎県が延岡市に設置した雨量計で51ミリの非常に激しい雨を観測しました。

九州北部で猛烈な風のおそれ

今後の見通しです。

このあと、台風は強い勢力を維持したまま、6日の未明から明け方にかけて九州北部に最も接近する見込みです。
台風の接近に伴い、九州北部では一部の電柱が倒壊したり、建物の外壁などが壊れ広い範囲に飛散したりするような猛烈な風が吹くおそれがあります。
6日にかけての最大風速は、
▽九州北部で40メートル、
山口県で30メートル、
▽九州南部と中国地方、それに四国で25メートル、
▽北陸と北海道で23メートル、
奄美と近畿で20メートル、
最大瞬間風速は
▽九州北部で60メートル、
山口県で45メートル、
▽九州南部と中国地方、四国、北陸、それに北海道で35メートルと予想されています。
また、九州の海上は猛烈なしけとなるところがあり、
6日にかけての波の高さは
▽九州北部で12メートル、
▽九州南部と山口県で10メートル、
▽中国地方で8メートルなどと予想されています。

西日本では、6日にかけて潮位が高くなって、警報級の高潮となるところもある見込みで、沿岸では高潮や高波が重なり合って浸水が発生するおそれがあります。

九州北部と山口県で線状降水帯発生のおそれ

 
台風の影響で、九州に加えて台風から離れた地域でも大気の不安定な状態が続き、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降って大雨となるおそれがあります。
特に九州北部と山口県では、これから6日の午前中にかけて、発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。