熊本県内、24日まで大雪の恐れ 気象台「交通障害や農作物管理に警戒を」
熊本日日新聞 | 2022年12月22日 20:59
雪が積もり始め、静まり返る通潤橋付近＝22日午後5時20分ごろ、山都町（鹿本成人）
熊本地方気象台は22日、県内の上空に強い寒気が流れ込む影響で、24日にかけて大雪になる恐れがあるとして、交通障害や農作物・農業施設の管理に警戒するよう呼びかけた。
気象台によると、23日午後6時までの24時間に予想される降雪量は山地20センチ、平地10センチ。
24日午後6時までの24時間では山地10～20センチ、平地5～10センチ。山地を中心に警報級の大雪になる恐れがある。
23日は天草・芦北地方に暴風、波浪警報を発表する可能性もあるという。波の高さは外海で最大5メートル、内海は1・5メートルを予想している。
県内では22日、山都町の通潤橋などで雪が降った。
天草エアラインは空港周辺の強風や降雪が予想されたため、天草─福岡の2往復4便を欠航。
熊本フェリーは強風のため、熊本─島原の高速フェリー「オーシャンアロー」の1往復2便を欠航した。（中原功一朗、野村拓生）
