国指定史跡 熊本藩主細川家の墓 液体のようなものまかれたか
02月08日 12時06分
国指定の史跡で、熊本市にある熊本藩主細川家の墓に、液体のようなものがまかれたあとのあるのが見つかりました。
市は、警察に被害届を提出することを検討しています。
熊本市によりますと、今月２日、熊本市中央区にある熊本藩主細川家の墓に、やや赤い色をした液体のようなものがまかれたあとがあるのを、参拝に来た人が見つけました。
市が調べたところ、細川家初代の藤孝夫妻、２代目の忠興、ガラシャ夫妻の墓、「四つ御廟」に設けられている４基の五輪塔のそれぞれ最も下の段の周囲に、液体のあとがあったということです。
墓を傷つけないよう水で洗い流そうと試みましたが、取り除けなかったということです。
市は、４基とも同じような形で汚されていることから、人によって行われた可能性が高いとして、警察に被害届を提出することを検討しているということです。
