茅葺き屋根に使われるカヤの収穫が阿蘇市の草原で行われている。【熊本】
阿蘇地方のカヤは牛馬のエサとして収穫するほか、野焼きで燃やしている。
一方で全国的にカヤが不足する中、草原の保全活動に取り組むGSコーポレーションが野焼きボランティアと刈り取りをして数年前から商品として販売している。
1月中旬から始まった収穫では草刈り機で人の背丈ほどのカヤを刈り取って束にしていた。
★GSコーポレーション・山本保孝さん
「阿蘇に期待されるところが多いのでどんどん茅刈りを進めてもっと貢献できればいい」
今年は1万束の出荷を目標にしていて、主に京都の文化財などに使用されるという。
カヤの収穫は野焼きが終わる4月上旬まで続く。