masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇五岳「根子岳」のふもとで桜並木が見ごろ 高森町


04月04日 12時45分

阿蘇五岳のひとつ「根子岳」に向かって続くおよそ5000本の桜並木が高森町で見ごろを迎え、多くの観光客でにぎわっています。
根子岳」のふもと、高森町上色見では1.5キロあまりにわたっておよそ5000本の桜並木が見ごろを迎えています。
この地区は、11年前の九州北部豪雨で大きな被害を受け、熊本地震でも被災したことから、地元の造園会社が復興への思いを込め、4年前から防災用に整備された道路沿いに桜を植樹しています。
新たな名所となったこの桜並木には、あわせて15種類の桜が植えられていて、今は薄ピンク色の「しだれ桜」や、純白の花が特徴の「ウミネコ桜」が満開を迎えています。
3日も多くの観光客が訪れ、雄大な「根子岳」を背景に春風に揺れる桜の様子を写真に収めたり、桜の下に咲く黄色い菜の花との鮮やかなコントラストを眺めながら、花見を楽しんだりしていました。
熊本市から訪れた30代の女性は、「阿蘇大自然のなかで見られる根子岳と桜の絶景は、ほかにはなかなかなく、『すごいな』と思いました」と話していました。
植樹している「大阿蘇造園」の後藤英保さんは「復旧、復興の恩返しのために植えたので、1人でも多くの人に喜んで頂けたら嬉しいです。今週末までは楽しめると思うので、たくさんの人に見てもらいたい」と話していました。