山肌彩る赤、黄、緑のパッチワーク 阿蘇・根子岳の紅葉がピーク
2021/11/2 17:57 (JST)
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赤や黄色、緑のパッチワークが広がる根子岳＝高森町（小型無人機で撮影）
阿蘇五岳の一つで、熊本県阿蘇市と高森町にまたがる根子岳（１４３３メートル）で紅葉が最盛期を迎えた。
荒々しい岩肌がむき出しの主峰・天狗［てんぐ］岩から山裾にかけて、赤や黄色、緑のパッチワークが広がっている。
１０月に発生した阿蘇中岳第１火口の中規模噴火の影響で、現在、五岳では根子岳（東峰）のみ登山が可能となっている。
秋空に恵まれた２日、多くの登山客が高森町側の大戸尾根ルートから入山。
急傾斜を登り、山頂から眼下に広がる絶景をカメラに収めていた。
熊本市から職場の同僚２人と一緒に訪れた会社員の副島和子さん（５１）は「気温も涼しく、楽しく登れました。
下から見上げてもきれいでしたけど、上からの眺めも格別ですね」と話していた。（上杉勇太）
