2021年11月2日 11:57 現在
熊本市電は、平日朝の通勤時間帯限定で、折り返し運行を試験的に導入します。
「朝の通勤ラッシュで混雑する熊本市電で、新たな取り組みが始まっています」(記者)
折り返し運行は、平日の午前7時半から9時までの通勤・通学ラッシュの時間帯です。
折り返しは、通常のダイヤに加え、特に混み合う辛島町電停から神水交差点電停と、同じく辛島町電停から新水前寺駅前電停の区間で行われ、新水前寺駅前電停でみると、上り線の運行本数が現在より4本増加することになります。
熊本市交通局によりますと、コロナウイルスの影響で全国の鉄道の混雑率が下がっているなか、熊本市電の混雑率は上がっていて、便数を増やすことで混雑を緩和したいということです。
熊本市交通局では、この試験運行を来月3日まで1か月間実施し、早ければ来年4月からの本格導入を検討するとしています。