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熊本 阿蘇地方で雲海 大観峰では観光客が写真に
09月15日 11時44分
阿蘇地方では１５日朝、雲海が発生し、山々を臨む大観峰では、観光客が雲海を写真に収めていました。
１５日朝の阿蘇地方は湿度が高いなかで晴れ、放射冷却で空気が冷やされたことで空気中に含みきれなくなった水蒸気が雲となり、雲海が発生しました。
外輪山の標高の低い場所には、雲海が、ドライアイスから漂う気体のように立ち込め、幻想的な風景が広がっていました。
一方、大観峰から臨む阿蘇のカルデラは綿のような、もこもことした雲海に覆われ、奥にはうっすらと阿蘇五岳の根子岳が姿をのぞかせていました。
１５日朝は早くから観光客が訪れ、静かに広がる雄大な景色をカメラやスマートフォンで写真に収めていました。
関西から旅行で訪れたという大学生は「はじめは曇っていたので見られないかと思いましたが、だんだんと晴れてきたので、本当によかったなと思っています。今まで見たなかで一番きれいな雲海です。いい写真がたくさん撮れました」と話していました。
