04月12日 15時21分
熊本県内では１２日、２年ぶりに黄砂が観測されました。
気象台は、見通しの悪化で交通への影響が出るおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
熊本地方気象台によりますと、１２日は九州北部の広い範囲で黄砂が観測され、熊本市でも午後に観測されたということです。
熊本県で黄砂が観測されたのはおととし以来で２年ぶりです。
水平方向で見通しのきく距離を示す「視程」は、１２日午後１時に熊本市中央区で９キロでした。
気象台によりますと、県内では引き続き１３日午前中にかけて、黄砂が飛来して視程が１０キロ未満となり、ところによっては５キロ未満になる見込みで、屋外では黄砂が付着するなどの影響が予想されるということです。
気象台は、視程が５キロ未満となった場合には、交通への影響が出るおそれがあるとして注意を呼びかけています。
