熊本 2023.04.21 18:40
新型コロナの影響で規模の縮小が続いていた山鹿灯籠まつり。奉納する灯籠づくりの開始を前に神事が行われた。
祭りには一般客も４年ぶりに参加できる予定で、灯籠の作り手も期待を寄せている。
新型コロナウイルスの影響で神事だけの開催が続いていた山鹿灯籠まつり。
２１日は大宮神社に関係者があつまり、燈籠制作開始祭が行われた。
暗闇に幻想的な灯籠の灯りが浮かぶ山鹿の夏の風物詩「千人灯籠踊り」は、新型コロナの影響で２０２０年から中止が続いていた。国の伝統的工芸品に指定されている山鹿灯籠は、木や金具を一切使わず和紙と糊だけで作られる。７人の灯籠師がお祓いを受けたあと、和紙に切り込みを入れる「刃物入れの儀」を行って灯籠制作の無事を祈った。
