masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

南阿蘇鉄道 高森駅の新しい駅舎が完成 7月に全線運転再開へ


04月28日 12時14分

熊本地震で被災した南阿蘇鉄道で、ことし7月の全線での運転再開にあわせて工事が行われてきた高森駅の新しい駅舎が完成し、28日、落成式が行われました。
南阿蘇鉄道は、7年前の熊本地震で大きな被害を受け、いまも一部の区間で不通となっていて、ことし7月15日の全線での運転再開に向けて準備が進められています。

これにあわせて、高森町は、始発駅の高森駅地域活性化の拠点となるよう交流施設を備えた新たな駅舎の工事を進めてきたものでこのほど駅舎部分が完成し落成式が行われました。
新しい駅舎は、木造2階建てで、延床面積はおよそ550平方メートルありヒノキなどの県産材が使われています。
駅舎内は地元の高校生の意見などを元に、勉強ができるようコンセントが自由に使える待合室や多目的スペースなどが備えられています。
新しい駅舎は29日から供用が始まりいまの駅舎は今後、解体されてキッチンや図書館が備わった防災交流施設の工事が始まるということです。
南阿蘇鉄道の草村大成社長は「多くの方の応援で大きな区切りを迎えることができ、一安心しています。全線開通に向け、さらに気を引き締めていきたい」と話していました。