2023.08.11 18:45
にぎわっています!南阿蘇鉄道トロッコ列車【熊本】
さて続いては全線再開からまもなく1カ月を迎える、南阿蘇鉄道。
夏休みのお出かけにトロッコ列車の旅はいかがでしょうか。沿線の長陽駅のカフェで人気を集めている名物のかき氷も紹介します。
【寺田 菜々海 アナウンサー リポート】
「午前9時半の高森駅です。平日なんですがやはり夏休みなので家族連れの姿が多いですね。トロッコ列車これから出発です」
熊本地震の復旧工事を終え7月、7年3か月ぶりに全線再開を果たした南阿蘇鉄道の名物・トロッコ列車。
夏休み期間中の8月27日までは毎日、それ以降は土日祝日に1日2往復、運行します。(3月~11月まで運行)
普通列車が約30分で走るところを
トロッコ列車は約1時間かけてゆっくり旅します。
【車掌 米村勇馬さん アナウンス】
「『釈迦の涅槃像』とも呼ばれています。右側の根子岳がお釈迦様の頭の部分にあたりまして…」
魅力のひとつは車掌の車内アナウンス。
沿線地域の歴史や観光スポットなどの情報をユーモアも交えながら案内します。
【乗客インタ(神戸から)】
「ガイドが上手で…」「関西から来ていますけどトークが上手なので感心している」
阿蘇カルデラの南側、『南郷谷』を走る開放感たっぷりの車内に心地よい風が吹き抜ける南阿蘇地域は熊本市内よりも5度ほど気温が低い
(取材日8/3午前10時の気温 南阿蘇村27.8度 熊本市33.4度)
【長陽駅 久永さん】
沿線ではこんな『おもてなし』にも出会えます。
先月からようやく列車が走るようになった長陽駅です。
名物『駅長』の久永操さん、築95年のレトロな駅舎で土日限定のカフェを営んでいます。
【長陽駅 久永操さん】
「列車に乗っている方たちの数が前と比べ物にならないくらい多い何気ない日常の幸せをすごく感じる」
駅のホームのベンチがカフェの客席。
夏のおすすめはかき氷です。