05月11日 17時56分
１１日午後、熊本市南区の市立天明中学校のグラウンドで、体育祭の練習を終えたあとに生徒１３人が体調不良を訴え、このうち、７人が病院に搬送されました。
消防によりますと、いずれも熱中症の疑いがあり、命に別状はないということです。
１１日午後２時１０分ごろ、熊本市南区奥古閑町にある市立天明中学校のグラウンドで、体育祭の練習を終えた直後に、生徒１３人が過呼吸や頭痛などの体調不良を相次いで訴えました。
消防によりますと、このうち、７人が市内の病院に搬送されましたが、いずれも熱中症の疑いがあり、命に別状はないということです。
熊本市では、１１日午後１時半すぎに最高気温が６月下旬並みとなる２８.２度まで上がって、夏日となっていました。
この中学校によりますと、１１日は、午後１時半から体育祭に向けて長縄とフォークダンスの練習を全校で行って
いたということです。
気温が高かったため、終了予定の午後２時２０分より１５分早く切り上げ、片付けが終わった直後に体調不良を訴える生徒が相次いだということです。
天明中学校の楳木敏之校長は「暑くなったので、練習をもっと早く切り上げるべきだった。救急隊員のかたがマンツーマンで対応していただいています。少しでも早く体調がよくなってほしい」と話していました。
