ボランティアが育てる 花しょうぶが見頃 熊本 宇土
05月29日 11時57分
宇土市の公園では、地元の住民たちが植えたおよそ１万８０００本の花しょうぶが見頃を迎えていて、訪れた人の目を楽しませています。
宇土市花園町の立岡自然公園では園内の美化活動に取り組む地元のボランティアグループが、８年前から池や水路のまわりに花しょうぶを植えて育てていて、本数は１万８０００本にまで増えました。
花しょうぶは熊本で江戸時代から盛んに栽培されている、「肥後系」と呼ばれる品種で、いまは７分咲きだということです。
２８日は朝から家族連れなどが公園を訪れ、１５センチほどに育った紫や白の花を眺めながら散歩したり、写真を撮ったりしていました。
花しょうぶを植えたグループによりますと、見ごろは来月中旬まで続く見込みだということです。
熊本市の７０代女性は「コロナ禍が落ち着いたので、久しぶりに来ました。とてもきれいに咲いていて、心が安らぎます」と話していました。
ボランティアグループの代表、上村友男さんは「世話は大変でしたが、見に来る人の喜ぶ様子を見ると疲れも吹き飛びます。これからも楽しんでもらえるよう頑張りたいです」と話していました。
熊本のニュース
