masami71の日記

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子育て支援、全庁で検討 熊本県の「こどもまんなか」チーム始動

子育て支援、全庁で検討 熊本県の「こどもまんなか」チーム始動
熊本日日新聞 | 2023年6月7日 15:00

県の若手職員でつくる「こどもまんなか応援団」。結婚や子育ての当事者として意見を述べる=7日、熊本市中央区
 熊本県は7日、子ども関連施策を全庁的に検討する新組織「こどもまんなか熊本」プロジェクトチーム(PT)の初会合を開いた。深刻な少子化に歯止めをかけるために取り組むべき施策を検討し、本年度中に蒲島郁夫知事に報告する。
PTは各部局の筆頭課長ら約30人で構成。20~30代の職員56人が「こどもまんなか応援団」として加わり、各課の施策を精査するほか、結婚・子育ての当事者として意見を述べる。

今後、県民アンケートでニーズを把握した上で、現行施策の見直しや、政府の少子化対策に対応した新たな施策の方向性を検討。来年度策定予定の「県こども計画」に反映させる。
初会合は県庁敷地内の県防災センターであり、蒲島知事が「子どもが健やかに育つ環境をつくるのは私たちの使命。
各部局の枠を超えて検討してほしい」とあいさつ。妊娠・出産支援や教育の充実など当事者への直接支援に加え、「安心安全なまちづくり」といった間接支援も検討対象とすることを確認した。
応援団の1人で、就学前の子ども2人を育てる中谷沙織さん(36)は「3年前に移住し、子どもの病気の時などに頼れる人が近くにいない。子育て中に直面する、そうした〝壁〟の存在を伝えたい」と話した。
アンケートはインターネットで30日まで実施中。
社会人向けと中学生以上の学生・生徒向けがあり、協力を求めている。県子ども未来課☎096(333)2225。
回答フォームのアドレスはhttps://zfrmz.jp/hHKj96RenFDSWG64jRyt