06月16日 15時57分
18日の父の日を前に、熊本市電は車両の内部に色鮮やかなバラの花などを設置した電車の運行をしています。
この取り組みは、熊本県産の花をPRすることなどを目的に、熊本市交通局と県内の花の生産者でつくる熊本県花き協会が行っています。
色鮮やかなバラやひまわりなど820本の花々がポットに入れられて、10の車両の前後2か所に飾られています。
市電を花で飾る取り組みは、5月の母の日と6月の父の日に合わせて行われ、父の日については平成2年から毎年実施されていましたが、新型コロナの影響で今回の実施は4年ぶりとなりました。
乗客たちは、電車に揺られながらバラの華やかな香りを楽しんでいました。
仕事で熊本県に来たという山梨県の40代の男性は「車内が華やかになっていいですね。父の日は忘れられがちですが、これからも毎年続けてくれるとうれしいです」と話していました。
この取り組みは18日まで行われ、18日の夕方4時以降は車内に飾られた花を持ち帰ることが出来るということです。