荒尾市の神社で「こくんぞさん祭り」 商売繁盛や縁結びにご縁
09月13日 11時59分
商売繁盛や縁結びにご縁があるとされる荒尾市の神社で、秋の祭り「こくんぞさん祭り」が開かれています。
荒尾市の四山神社は、虚空蔵菩薩が舞い降りたという言い伝えがあることから、「こくんぞさん」の呼び名で地域に親しまれています。
毎年、2月と9月に開かれる大祭「こくんぞさん祭り」の日には、「福銭」と呼ばれる5円玉が入ったお守りを受け取ることができます。
5円玉にちなんで商売繁盛や縁結び、それに家庭円満などに「ご縁」があるとされ、次の祭りの時に5円玉を2倍以上にして返すという独特の習わしがあります。
秋の大祭の13日は、7000枚の福銭が用意され、参拝に訪れた人たちが5円玉をかたどった直径2メートルほどの「ご縁くぐり」をくぐって拝殿で手を合わせた後、社務所で前回の祭りの福銭に小銭を添えて返し、新たな福銭を受け取っていました。
福岡県大牟田市から訪れた70代の女性は「健康と、世の中がもっと明るくなってほしいと願って参拝しました」と話していました。
こくんぞさん祭りは、今夜遅くまで開かれています。
熊本のニュース