今年は7割弱が「紅葉見に行く」 コロナ位置付け変更後、初の秋 熊本県内でよく出かけるのは阿蘇地域がトップ
熊本日日新聞 | 2023年10月6日 18:11
阿蘇市的石の隼鷹天満宮の紅葉の様子。2022年11月(熊本市、新田智昭さん撮影)
熊本県内各地で木々が色づき始めるのを前に、熊本日日新聞社は熊日ID会員を対象に紅葉に関するアンケートを実施した。新型コロナウイルス禍だった昨年秋は紅葉を見に行かなかった人が半数を占めたのに対し、今年は見に出かける予定の人が7割弱。新型コロナの感染症法上の位置付けが変更されて初めての秋に対する期待がうかがえた。
アンケートは9月中旬に実施、283人が答えた。
昨年は紅葉を見に行かなかったという人が51・2%を占めた。これに対し今年は「必ず出かける」17・7%、「多分出かける」51・2%と合わせて68・9%に。昨年は行かなかったと答えた人の44・8%が、今年は出かけると回答した。
紅葉をよく見に出かける県内の地域を一カ所だけ尋ねたところ、阿蘇が最多で23・7%。山鹿・菊池19・1%、人吉・球磨14・5%と続いた。
「お気に入りの紅葉スポット」を聞いたところ、マゼノ渓谷(南小国町)や菊池渓谷(菊池市)、蘇陽峡(山都町)や五家荘(八代市)を挙げる人が多かった。熊本城や県庁プロムナードといった熊本市内のスポットも根強い人気だった。(太路秀紀)