紅葉の”アーケード”、寒さ深まり落葉も進む 熊本市西区のモミジバフウ並木
熊本日日新聞 | 2023年11月30日 21:58
赤や黄に色付いたモミジバフウの並木=30日、熊本市西区
きょうから12月。熊本市の平野部でも街路樹の色づきが増し、寒さが深まるほどに落葉も進んでいる。同市西区の都市計画道路「春日池上線」沿いでは、モミジバフウの並木が鮮やかな赤や黄に色づき、望遠レンズで切り取ると、紅葉の〝アーケード〟のようだ。
モミジバフウの葉はカエデに似ているものの、手のひら状に5~7つに裂けるのが特徴。春日池上線には、市と熊本県が計85本を植樹している。
30日朝は、前夜からの雨風で歩道に積もった落ち葉を、近くの熊本春日郵便局の局員らがほうきを使って集めていた。局員の女性(44)は「日々色が変わっていく葉がきれい。季節の移ろいを感じます」と話した。(石本智)